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CoffeeBrakeStory コーヒーブレイクSTORY
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ポージーの「四ツ葉のクローバーを探して」 〜 第1回

ある日、ローがポージーに言いました。
「ねえ、ポージー知ってる?四つ葉のクローバーには魔法の力があるんだって」
「ホント?ホント?ロー!」
「四ツ葉のクローバーを持っていると幸せになるらしいよ」
 すごいなあ、そして、ほしいなあ、とポージーは素直に思いました。
「ポージーほしい!ポージーほしいよ!でもクローバーって、なあに?」
ポージーはクローバーを知りませんでした。ローは少し得意げになって、
「葉っぱがハートの形をしている草だヨ。うちのお庭にも生えているヨ。芝生のところに生えているハートの草だヨ」
ちっちゃなハートの形をした緑の葉っぱの草。それならポージーも知っていました。
お庭の芝生で遊んでいたときに、かわいいなあと思ったことがあったからです。
「そうか。あれがクローバーなんだ。ポージー、クローバーなら知ってる!」
「ふーん、知ってたのか」と、ローはちょっとつまらなさそうな顔をしました。
「でもクローバーって、葉っぱは三枚だよね?」
実は、ポージーはクローバーの葉っぱの数をかぞえたことがあったのです。
ぺガ兄ちゃんが、お絵描きをみんなに教えてくれた日のことです。
お庭に咲いているお花や草を摘んできて、ガラスのコップに差して、そのコップをテーブルの真ん中に置いて、
ポージーたちは、そのコップに入ったお花や草を見ながら絵を描きました。
かわいいクローバーの束が、そのコップの中には入っていました。
ポージーにとって、それは初めてのお絵描き体験でした。
初めてだったので、ポージーはコップの中にはいっているお花や草をよーく観察して、一生懸命に描いたのです。
コップの水に太陽の光が当たってキラキラしていたことや、花びら色が少しずつ違っていたことも全部覚えています。
花びらや葉っぱは、一枚一枚きちんと数えながら描きました。コスモスの花びらは8枚、クローバーの葉っぱは三枚でした。
「そうだヨ。クローバーの葉っぱは三枚だヨ」
「じゃあ、四つ葉のクローバーって、どういうこと?」
ポージーポージーにはわけがわかりませんでした。
「四つ葉のクローバーはレアだからねー」
「レアって?」
ローはときどきポージーの知らないむずかしい言葉を使います。
「希少ってことだよ」
「希少って?」
「珍しくて、ものすごく数が少なくて、貴重ってことだよ」
今度はポージーにも、なんとなくわかりました。
ふつうは三枚なのに、四枚もハートの葉っぱがついているなんて、それはすごいクローバーに違いない。魔法の力がいかにもありそうだと思いました。

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